極楽平〜宝剣岳〜濃ヶ池〜中岳〜伊那前岳
ごくらくだいら〜ほうけんだけ〜のうがいけ〜なかだけ〜いなまえだけ)

2014.9.28(日)〜29日(月)

9月28日(日)
前日27日御岳山噴火に遭遇しお亡くなりになられた方、被害に遭われた方に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに命を懸けて救助活動をされている関係者の皆様にはくれぐれも事故の無いよう願うばかりです。

例年より約一週間から10ほど紅葉が始まり見頃になって、下界からも山の色の変化が見て取れるようになったので前夜の懇親会を早めに切り上げ早朝一番のバスとロープウェイで一気に千畳敷に到着。
ゴンドラの中からも山肌が綺麗に紅葉しているのが見えて胸の高揚も高まります(笑)


今回もテント泊の装備なのでホテル前に重いザックを置き、デジイチだけ持ちカール底に駆け下りて欲しかった絵をゲット!!


ホテルから重いザックを背負い極楽平に向けて登り始めますが、あまりにも周りが綺麗なので遅々として歩が進みません。


稜線に出ると快晴のため御岳山が噴煙を上げているのが確認できます。
複雑な思いで見ながら宝剣岳を目指します。


鎖場の連続する岩場を慎重に行きます。


日曜日とあって結構賑わっています。


こんな所を超えて無事宝剣岳登頂、山頂付近は渋滞で乗越浄土まで下るのに時間がかかりました。

宝剣山荘脇に重いザックをデポし、サブザックに必要な食料・撮影機材を詰め濃ヶ池目指して下ってゆきます。


駒飼の池までは蒼穹の空と草紅葉の気持ちの良いルート。


そこからはハシゴがあったり急なアップダウンを繰り返し行きますがとにかく紅葉・黄葉が綺麗で高揚します。


濃ヶ池カールのナナカマドは特に見頃で、ここでは中判フィルムカメラも出番。

そして・・・

濃ヶ池到着、光線状態もベスト、ここでも中判フィルムカメラで気が済むまで撮影三昧。
ちょうど正午でしたが、お昼も食べずに撮影に奔走していました(*^_^*)

おにぎりを食べ馬の背を目指して登ってゆくと、なんと山岳写真家の鎌倉国光氏とばったり、彼はこれから濃ヶ池に下り撮影、今夜は久しぶりに西駒山荘泊まりだそうで、少し話してから別れました。


足取りが重くなった頃無事テン場に到着、しかし宝剣山荘脇にテントの入った重いザックを取りに行かねばなりません重い足を引きずって中岳を越え宝剣山荘へ、パッキングをし、再び中岳を登り返しテン場へ到着、ヤレヤレ^^;

幕営の受付、ビールの購入、テント張り、など一連の作業を終えて夕方いつものポイントへ。


綺麗な夕日が岩壁を染め、噴煙がたなびく御嶽山の左に陽が落ちて行きました。


                               29日へ

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