沢渡のバスターミナルPに軽トラを止め準備完了。 |
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単調な一本道を順調に進み約一時間で明神へ到着、ここは特に休むことなく徳沢を目指します。 | |
再び約一時間進み徳沢へ到着、ここでは少し休憩、パンを食べ体力つけ、水分をとる。 | |
素晴らしい晴天の中再び約一時間で横尾到着。 ここでも少し休憩しパンと水分を取る。 ここから涸沢方面と槍ヶ岳方面に分かれるところ。 ほとんどの人が涸沢を目指し槍ヶ岳方面へはがくんと人が減る。 ここからは登山道らしく勾配もきつくなる。 |
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1時間ほど登り辛くなったころこの看板に救われる。 | |
見えてきました槍沢ロッジ、やれやれ。 | |
ちょうど昼食時間、生ビールを飲みたかったがこれから約40分登ってババ平のテン場まで行かなければならないのでグッと我慢し牛丼を注文、疲れた身体に美味しかったが、写真は撮り忘れました。(腹が減っていたのだ) | |
槍沢ロッジより登ること約40分、ババ平のテン場到着。 | |
早速テントを張りロッジでロッジで買って担いできたビールを「プシュー!!」 うまーい!! 今日は時間がたっぷりあるので木陰でマッタリとまどろみ気持ちが良い。 夜も良く眠れた。 |
8月17日
8月18日
今日も晴天が約束されたようで、テントから見た横尾尾根はモルゲンロートに染まっていた。 | |
朝食をささっと済ませテント撤収、槍沢を登り始める。 シシウドや秋の花が咲き始めて綺麗だが、ここでゆっくり写真を撮るわけにはいかないので先を急ぎます。 |
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大曲りの水俣乗越分岐を過ぎ開けてくると天狗原と槍ヶ岳への分岐点に到着、ここは休まず左へ進み天狗池を目指します。 | |
しばらく登り右手を見ると槍の穂先が!! ここから見る槍は何年ぶりだろうか? 過去の記録を見てみよう。 |
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槍沢紅葉はあまりにも有名だがお花畑もとても見頃で綺麗でした。 ここではゆっくり写真を撮りたかったのでザックを下ろし三脚をすえてじっくりと撮影した。 |
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天狗池を俯瞰するところまで来ました。 まだ雪渓が残り撮影が楽しみだ。 奥には常念岳まで望めた。 |
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思ったとおりの絶景にしばし撮影を楽しむ。 撮影中は登山疲れの休憩にもなるのでちょうど良い。 |
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思う存分撮影できたので今度は南岳を目指します。 振り向けば雪渓越しに西岳から大天井岳や燕岳の方まで表銀座の展望です、きっと稜線は賑わっていることだろう。 |
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いいよ南岳の東面、横尾尾根の岩稜登攀です。 ハシゴや鎖を頼りに注意しながら登る。 |
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時々右に聳える槍を見ながら休まずに稜線を目指します。 | |
そして、ついに稜線に出ると・・・岐阜の名峰「笠が岳」の笠が雲海の上に鎮座していてカッコいい。 |
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北には中岳、大喰岳そして槍ヶ岳、植物はもう秋の色に変わり始めていた。 | |
しばらく南に進むと3.033mの南岳に到着、遠かったー。 |
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今日のテン場、南岳小屋が穂高岳を背景に赤い屋根が映えていた。 ちょうど人が登ってくるが、あのしっかりとした歩き方はもしや・・・ と思ったら案の定、小屋のオーナーのSさんでした。 私の顔を見てびっくりしていた、少しお話をしてからテント設営。 |
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お昼は小屋の美味しいビーフカレーに缶ビール。 プシュー!! 最高です。 |
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午後少しガスが広がり視界がないので仮眠。 Pm4:30頃より山が見えてきて嬉しくなる。 |
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浮かぶ穂高岳 | |
大キレットと穂高岳 | |
滝雲流れる大キレット | |
雲海の笠が岳 | |
夕陽に染まる岩稜 | |
夕暮れ迫る | |
落日 | |
小焼けの槍ヶ岳 もう言葉はいりません。 今夜のビールと熱燗のお酒は旨かった。 |
8月19日
南岳のテン場で朝を迎える。 今日も素晴らしい天気になりそうな予感。 ご来光と常念岳、雲海も広がっている。 |
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常念平からの穂高岳、ここから朝焼けの穂高もカッコいい。 | |
早朝から槍ヶ岳に向かう登山者、気持ちの良い稜線歩きです。 | |
こちらは斑模様の雲海と笠が岳 | |
南岳山頂にて | |
昨夜の晩酌のおかげでそんなに寒くなかったが、稜線では5センチほどの霜柱が・・・小屋では氷が張ったとか。 山はもう冬支度か・・・ |
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計画では南岳に連泊し20日槍ヶ岳〜21日槍沢下山の予定だったが、小屋のオーナーのSさんの「北穂から写真撮りたいよなー」のアドバイスで急遽キレット越えに変更。 明日は北穂から涸沢〜横尾、明後日は上高地に下山することに決定する。 |
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いざ北穂に向けて南岳とはさようならです。 またいつかここに来られるだろうか? |
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慎重に慎重に北穂を目指します。 出発が遅かったため、ルートは静かで助かります。 |
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キレットの最低鞍部付近より下ってきた南岳の岩峰群。 高低差東京タワーが納まる300mあります。 |
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大キレットの核心部長谷川ピーク。 | |
慎重に下ってA沢のコル、ちゃんと印があるので分かります。 | |
さっき通過した長谷川ピーク、両側がスパッと切れ落ちています。 |
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北穂への急な長い壁を攀じ登りやっとのことで北穂小屋到着。 やれやれ。 まず「生ビールください!!」 |
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今日は小屋泊まりでゆっくり休もうと受付をすると、「今日は団体さんなどで混雑、1畳に2人になりますがよろしいですか?」 エー?! 「じゃあテントで」 700円を支払い10分ほど下ったテン場へ。 ビールが効いておぼつかない足取りで気をつけてテン場へ。 テントを設営し終わると雷鳥さんがやってきました。 前穂と雷鳥の親。 |
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奥穂と雷鳥の親子。 | |
夕方の撮影まで休んで再び山頂へ、ここのテン場は山頂まで15分ほど登らなければならないので大変です。 秋の花、トウヤクリンドウが群生していました。 |
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今日もキレットには滝雲がかかりそうになっていました。 |
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小屋の食事時とあって誰もいない山頂を独り占め。 | |
今日は少し雲が厚いかな?、でも期待します。 | |
北穂南峰に人がいるおかげで絵になります。 | |
今日も夕陽と雲海のドラマチックな日没となりました。 薄暗くなった道を慎重にテントまで下ります。 小屋で買ってきたお酒を呑んで就寝。 |
8月20日
テントごと崖下に吹き飛ばされるほどの強風に起こされて怖くなる。 山頂を見ると強風の中、ツアーの団体さんがヘッドライトをつけて下山してきた。 |
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東を見れば綺麗な朝焼けだがテントをたたなければ飛ばされてしまうのでゆっくり景色を見る余裕はない。 | |
こんな強風の中でもヘリが穂高岳山荘に物資を運んできた、すごいなー!! 何とか支度を整え長い南稜の下山開始です。 |
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長い鎖場で先ほどの団体さんが難儀をしていたので鎖に頼らず脇を先に下ってきました。 | |
まだまだ涸沢は遠い、テントが米粒だ。 | |
先ほどの天気とは大違いで静かになり、暑くもなってきてバテ始める。 足もガクガクだ。 でも景色は綺麗だ。 |
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涸沢で泊まるか悩んだが、コーラとパンを購入、腹ごしらえを済ませ今日は横尾まで下ることにした。 疲れて横尾までの写真は撮る余裕はなかった。 休み々ヘロヘロの状態でやっと横尾に到着。 疲れた。 |
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横尾山荘でテント受付、ラーメンを注文、疲れた身体に最高に美味しかった。 テントを設営するとすぐに雨が降ってきた、今回の山行で初めての雨、テントでゆっくり休む。 そしてここで購入した日本酒は特別美味かった。 |
8月21日
ひんやりと気持ちの良い朝を向かえたが、筋肉痛の足を引きずりながら下山開始。 徳沢までたどり着けるだろうか? |
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歩いているうちに段々楽になってきた。 ただひたすら徳沢目指して歩きます。 |
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徳沢到着、やれやれ。 |
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そして明神到着、やれやれ。 結構歩けるもんだな。 ここでアルファ米の朝食を食べ今度は上高地を目指しひたすら歩きます。 |
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着きました、上高地!! 無事今回の撮影山行は終わりました。 |