北アルプス稜線漫歩
双六岳(すごろくだけ
三俣蓮華岳(
みつまたれんげだけ

2008.8.18(月)

 

Am4:30、ぐっすり眠れたせいか爽快に目覚める。
テントから出てみると東の空が朝焼けを始めていた、天気は良さそうだ。
今日は双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳(泊)の予定だが、とりあえず朝飯前に双六岳に登ってみよう、そのあとテンバ場に戻り、支度をして出かけることにした。
サブザックに6×7判とレンズ2本、フィルム、三脚を持ち双六岳へ。

高度が増すごとに槍・穂高も顔を出してくる。

そして今日の好天を約束するようなご来光。
途中写真を撮りながらゆっくり登る。
風が結構強いので足元の花などはブレてしまって写真にならない。

双六山頂から登山者が下山してきたので、欲しかった写真が撮れて満足。

程なく山頂、バックは黒部五郎岳、カールには雪渓が見える。
ぐるっと360度の展望にしばらく見惚れる。
ここでテンまで戻る予定があまりにも気持ちの良い天気なのでこのまま三俣蓮華岳まで行くことにした。
こうなると食料は持っていないので三俣山荘で朝食をいただこう、水も持っていないし・・・。
丸山を越え、程なく三俣蓮華岳山頂到着。

山頂では数名が景色を堪能したり記念写真を撮り合ったりしていた。


ここからの笠が岳はなんともいい形で秀麗だ。

黒部五郎小舎を出発したパーティーが登ってくる。
ここから三俣山荘までは約1時間の下り。

眼下に山荘が見える、その奥に鷲羽岳、ワリモ岳その奥に黒岳(水晶岳)と北ア最深部の山々が一望。

山荘付近から今登ったばかりの山頂、良い山だ。
山荘の2階にある食堂でうどんを頂く、美味かった。

さてここから鷲羽岳山頂までは1時間半の登り、それから双六に戻るとすると約5時間。
午後になり天気でも崩れれば、雨具などテントの中に置いてきたし・・・思案の末ここからゆっくり巻道経由で双六に戻ることにする。
鷲羽岳は次の機会にしよう。
巻道からは三俣蓮華岳や丸山のカール底を通るので花や残雪があり楽しいコースだ。
 

 


チングルマの穂と鷲羽岳。

花の咲く水場で冷たい水を補給。


もうすぐルート合流地点、この頃から槍方面はガスが出て来て見えなくなるが、西・北側は良い天気。
やはり山頂を踏まずに来たのは正解だった。

無事双六山荘到着、ここでまた生ビールを注文するが風が強いし寒いので美味しさは半減、さっさとテントに逃げ込む。
                              19日へ続く

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